ビジョイ氏の旧友であり仕事仲間のケイト氏。
ロンドン在住の彼女はアーティストであるが、ビジョイ氏は彼女のことを「カラーマスター」と呼んでいます。
先日までカラーマスターが尾道に滞在しており、肌で町の流れを感じ、
LOGの窓から見える景色・差し込む光・通り抜ける風を体感しながら検証を繰り返し色を決めていきました。
今回はそのレシピに基づき、色作りから始める内装塗装のワークショップを開催します。

使う材料は、日本画を描くのに用いられる“顔料”と日本の住宅にもよく使われる“漆喰”。
2つを練り込むように混ぜ合わせます。混ぜると粒が砕けて濃く発色する顔料に対し、乾くと白っぽくなる漆喰。
バランスを取りながらベストな色を見つけるのには時間がかかりました。
またBARの壁色に決まったピンクには、ピンクを作る為の基本となる赤だけではなく、
抹茶のような緑、黄色、ブラウンなども使っていきます。
単色だけでは出せない深みや高級感の感じられるピンクは、夕陽の差し込むBARにマッチするとケイト氏は言いました。

顔料と漆喰がよく馴染んできたら、ローラーやスポンジを使って塗っていきます。
手のストロークが独特な柄のようになり、より「手しごと」が見て取れる壁になっていきます。
季節や天気だけではなく、1日の日の動きだけでも違った表情を見せてくれる空間になりそうです。
ケイト氏の検証をサポートしたスタッフは「職人仕事のような均一の美を求めるものではないために、
どなたでも参加しやすい」と言います。

工法や材料の特徴を伝授してもらったLOGスタッフらと一緒にあなたの「手しごと」を。
「色づくりから始める内装塗装のワークショップ」に、ぜひご参加お待ちしております!

●日付…11/3(土), 4(日), 10(土), 11(日)
●参加費…3,000円(税込) 飲み物とお昼ごはん付き。お土産あり。
●参加方法・お問合:info@l-og.jpに以下の情報を記載の上、お申し込みください。
①希望の日付 ②名前(ヨミ) ③生年月日 ④住所 ⑤電話番号 ⑥メールアドレス