LOGの椅子敷を手がける赤穂緞通 六月の阪上梨恵さんをお招きするワークショップを 8月24日(土) 1日限定で、LOG2階プライベートダイニングで開催します。
阪上さんとの出会いは8年前、LOGに隣接する「せとうち 湊のやど」をご利用いただいた時に遡ります。島居邸洋館に遺されていた藍無地の緞通の一部は椅子敷へと形を変えて蘇り、2022年には、LOGで初めてとなる赤穂緞通の展示会を開催させていただきました。
2回目となる今回は、阪上梨恵さんをお招きし、自然の植物で染めた糸を使って小さなオリジナル緞通を手織り体験するワークショップを開催いたします。造形作家の小西光裕さんが制作してくださった真鍮の織り枠も含めて、作品をお持ち帰りいただけます。
日時: 8月24日(土)
A 10:00-12:00、B 13:30-15:30
会費: 8,800円(税込)
会場: LOG2Fプライベートダイニング
定員: 各回10名さま
※親子参加可(小学3年生~)
<申込方法>
お電話、またはメールにて①名前 ②電話番号 ③参加人数 をお知らせください。
※ご予約は先着順となります。
また、ワークショップ開催に伴いまして、SHOPにて、緞通小物のお取り扱いいたします。
期間:8月23日(金)〜8月31日(土)
問合せ先:0848-24-6669もしくはinfo@l-og.jp
阪上梨恵さん
1983年神戸生まれ。大学で美術史を学び、
服飾や産業振興の仕事を経て赤穂緞通に出会う。
根来節子氏に師事したのち、2019年に独立。
赤穂御崎に工房を構える。新作緞通の制作と古作の収集、
再生に取り組み、寺院や博物館収蔵品の修復も手がける。
赤穂緞通
赤穂緞通は、かつて塩づくりで栄えた瀬戸内海に面する町赤穂で生まれた木綿の手織り絨緞。
旅先で異国の敷物に魅せられた一人の女性が、長い年月をかけて技法を編み出し、明治から昭和の初期にかけて盛んに作られ、塩とともに船で各地へ運ばれたといわれている。
物|事 田疇
2019年に兵庫県宍粟市にて開廊。カトラリーを中心に制作する小西光裕と、造形教室担当の小西貴美子が運営。個展や企画展、ワークショップ等を展開。田んぼの畦を意味する田疇を冠し、それぞれを有機的に紡いでいく活動を目指している。